もう20年以上も花粉症と付き合っています。症状を少しでも軽くするために試行錯誤を繰り返して来ました。2019年に油を替えることで、これまでにないくらいに症状が和らいだのです。でも、痛風にもなってしまいました。そこで2020年はもうひと工夫してみました。
2019年の反省
2019年の花粉症はこれまでにないくらい楽でした。ぼくの住んでいる地域では例年より花粉飛散量が多かったにもかかわらずです。
昨年ぼくがした花粉症対策は
オメガ3系の油を積極的に摂取し、オメガ6系の油を極力控えるでした。
オメガ3系も6系も人体には必要な油なのですが、現代の一般的な食事では6系が過剰になり3系が不足しがちです。
で、オメガ3系には炎症反応を鎮める働きがあり、6系には炎症反応を活発にする働きがあります。
花粉症によるくしゃみ、鼻水、目のかゆみ等は、この炎症反応によるものです。
そこで昨年は食生活を見直したところ、花粉症が改善しました。
詳しくは
ところが、人生はうまくいかないもので、花粉症は改善したものの、痛風になってしまいました。
オメガ6系の油であるDHAやEPAを豊富に含むサバ缶を毎日食べていたのが原因と思われます。
調べてみると、サバには痛風の原因であるプリン体が多く含まれていました。
もともと尿酸値が高かったぼくにとって、この食習慣の変化が痛風を引き起こしたのではないかと疑っています。
2020年の花粉所対策
今年も花粉の季節がやってきました。
ぼくの場合は2月中旬から4月中旬にかけての2月間に症状が出ます。
・2019年の花粉所対策は今までにないくらい良かった
・その反面、痛風になってしまった
この2点を考慮して、2020年は以下のような対策を立てました。
・サバ缶以外のオメガ3系の油も積極的に摂取する
オメガ6系の油を極力減らす
オメガ3系の油のうちリノール酸とアラキドン酸を摂り過ぎるとアレルギーを引き起こす原因になります。
花粉症の方はこれらを過剰に摂取している可能性があるので、控えるようにします。
どんな食べ物に多く含まれているかというと、
リノール酸を多く含む食品
・紅花油
・ひまわり油
・コーン油
・大豆油
・ごま油
・サラダ油
・なたね油
・マーガリン
・くるみ
アラキドン酸を多く含む食品
・レバー
・卵
・あわび
ただし、どちらも人体には必須の栄養素なので全く摂らないと大変なことになります。
現代の一般的な食生活では、リノール酸を摂り過ぎているようです。
上に挙げた油はポテチやケーキなどの嗜好品にもよく使われています。
天ぷらや唐揚げ等の揚げ物にも使われています。
サバ缶以外のオメガ3系の油も積極的に摂取する
2019年の花粉シーズンは、ほぼ毎日サバ缶を食べていました。
そのおかげで花粉症は楽になりましたが、痛風になってしまいました。
ぼくの場合は、痛風はそんなに大変ではないんです。
ちょっと足が痛くなった段階で薬を飲めば1~2日で治ります。
花粉症で2ヶ月間苦しむこととは比較になりません。
でも、痛風にならない方が良いので。
2020年はサバ缶を減らして、DHAとEPAをサプリで補充することにしました。
2019年はサバ缶を半分づつ、毎日食べていました。
2020年はサバ缶半分を2日食べて、3日目はサプリというローテーションにしました。
毎日サプリでもいいかなと思ったんですが、栄養素って食物からの方が吸収されやすそうな気がします。
特に根拠はないのですが、あくまで個人的なイメージです。
いまのところ、この食生活を3週間ほど続けていますが、花粉症も楽になり、痛風にもならずに済んでいます。
ぼくが花粉症対策として使っているのは大正製薬のサプリです。
製薬会社のサプリなので、安心です。