近所のレンタルビデオ店が閉店になりました。以前はよく利用していたのですが、ここ数年は全く行っていなかったのです。ぼくは幾つかのVODを利用しています。VODはビデオオンデマンドのことで、電子レンタルビデオともいわれ、ネット等で手軽に映像コンテンツを楽しめるものです。もちろんVODにも様々なサービスがあるのですが、有名なところとしてはアマゾンプライムやネットフリックス等が挙げられます。今回ぼくが紹介するのは、「NHKオンデマンド」です。
NHKオンデマンドとは
過去にNHKで放送されたコンテンツを見ることができるサービスです。
もちろん、過去に放送されたすべての番組を見ることはできませんが、「特選見放題パック」なら約7000本が見放題になります。
見逃してしまった番組や過去の懐かしい番組をいつでも見ることができます。
パソコン、タブレット、スマーフォンの他、動画配信サービスに対応したテレビでも見ることができます。
単品購入又は2種類のパック
NHKオンデマンドを視聴するには番組ごとか見放題のパックを購入する必要があります。
また、見放題パックは「見逃し見放題パック」と「特選見放題パック」があります。
単品購入
ニュース番組以外は番組ごとに単品で購入できます。
1本あたりの価格は110円からになっています。番組によって価格は異なります。
番組は購入後24時間視聴可能なものと、72時間視聴可能なものがあります。
また、購入するためには会員登録(無料)が必要です。
見逃し見放題パック
500~600本の見逃し番組とニュース番組が見放題になります。
見逃し番組とは放送後2週間以内の番組のことです。
例えば、12月1日に放送された番組は12月2日から12月15日頃まで「見逃し見放題パック」で視聴することができます。
ただ、ニュース番組は放送後1週間くらいが配信期間となります。
毎月の料金は990円です(2019年11月時点)
特選見放題パック
ぼくが契約しているのがこの「特選見放題パック」です。
過去の番組のうち約7000本ほどを見ることができます。
視聴可能な番組は数ヶ月から数年で入れ替わっているようです。
ドラマやドキュメンタリーをじっくり観るなら、「特選見放題パック」がおすすめです。
毎月の料金は990円です(2019年11月時点)
現在放送中の朝ドラや大河ドラマも放送後2週間程度経過すると観られるようになっています。
ドラマやドキュメンタリーのパックによる視聴可能期間はこんな感じです。
すべての番組でこの様になっているわけではないようですが、ぼくの経験上では
放送の翌日~2週間後 → 見逃し見放題パック
放送の2週間後~ → 特選見放題パック
となっています。
ちなみに、「見逃し見放題パック」と「特選見放題パック」の両方を契約するとすべてのコンテンツを見ることができます。
ただし、料金が1980円になります。
おすすめの視聴コースと番組
視聴コース
NHKオンデマンドは
・見逃し見放題パック
・特選見放題パック
の3つの視聴コースがありますが、個人的なおすすめは「特選見放題パック」です。
なんといってもコンテンツが豊富にあります。
例えば、2019年11月時点で全話視聴可能な大河ドラマは以下のとおりです。
西郷どん 2018年
義経 2005年
翔ぶが如く 1990年
おんな城主直虎 2017年
天地人 2009年
徳川家康 1983年
江 2011年
徳川慶喜 1998年
信長 1992年
武田信玄 1988年
黄金の日日 1978年
八重の桜 2013年
おんな太閤記 1981年
風林火山 2007年
利家とまつ 2002年
功名が辻 2006年
もちろん、その他のドラマやドキュメンタリーも沢山あります。
おすすめ番組
ぼくが個人的に面白いと思った番組を挙げてみます。
大河ドラマなら「風林火山」です。どちらかというとマイナーな武将である山本勘助が主人公です。
悪だくみが得意だけれど、意外と純情なキャラは魅力的です。
美しい映像なら「ニッポン印象派」。
美しい風景や造作物を巧みなカメラワークで情緒豊かに紹介しています。
「ヒューマン なぜ人間になれたのか」は人類史の入門編としておすすめです。グレートジャーニーや農業の開始等について興味をそそられました。
NHKオンデマンドはドキュメンタリーやサイエンス、歴史等のコンテンツが他よりも充実しているのが特徴です。