NURO光を使用して5年、実際の通信速度を測定してみた

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NURO光を導入してから5年ほど経ちました。通信速度が自慢のNURO光ですが、実際の速さはどんなものだろうかと思い、速度を測ってみました。ただ、実際の生活においては遅いと感じることは、ほとんどありません。
この記事では自宅の通信速度を実測して報告しています。ネットの通信速度は地域や環境によって変化しますので、あくまで参考程度と考えてください。



有線

有線の実測値は592Mbps

ぼく用のパソコンはLANケーブルでつながっています。
有線の場合、NURO光は規格上では最大2Gbpsで通信できることになっています。
ここが、他の光通信よりも優れているポイントです。
他は最大でも1Gbpsがほとんどです。

2018年からauひかりで10Gbpsと5Gbpsのサービスが開始されました

実際に測定してみると

592Mbps(ダウンロード)

でした。


何回か測定してみても、500~700Mbpsの範囲内に収まっていました。

僕の環境では1Gbpsが上限です

NURO光の最大値である2Gbpsの半分以下の速度ですが、これには理由があります。
実はぼくのパソコンは1Gbpsが上限なのです。
有線でネットにつなぐ場合は次の3つのうち一番遅いものが限度となります。

・プロバイダ
・LANケーブル
・パソコン

僕の場合は

・プロバイダ→NURO光→2Gbps
・LANケーブル→CAT6e→10Gbps
・パソコン→1Gbps

なので、1Gbpsが限界の速度になります。

それでも充分な速さです

500~700Mbpsなら上限の50~70%はでていることになります。
それに、この速度なら通常使用する分には問題ありません。
例えば、youtubeで4K動画を視聴するのに推奨されている通信速度は20Mbpsなので、余裕で視聴することができます。

動画の解像度推奨速度
4K20Mbps
HD 1080P5Mbps
HD 720P2.5Mbps
SD 480P1.1Mbps
SD 360P0.7Mbps

職場のネット環境はジェイコムですが、OSのアップデート等の大量のデータをダウンロードするときは、明らかに違いがわかります。
もちろん、自宅のNURO光の方が速いです。

無線Wi-Fi

NURO光のルーターは5種類

NURO光にはルーターに無線親機の機能がついています。
ただし、提供されるルーターは1種類ではないのです。
現状では5種類のルーターが用意されていて、どの機種が送られてくるかは分からないようです。

その5種類とは

・ZXHNF660T
・HG8045j
・HG8045D
・ZXHNF660A
・HG8045Q

です。

このうち下の2つ、ZXHNF660AHG8045Qが新型で無線の最大速度は1300Mbpsです。
その他は旧型で無線の最大速度は450Mbpsになります。
ぼくが申し込んだ時はまだ新型がありませんでした。

測定したのは旧型のルーターです

今回測定したのは

HG8045j

になります。

旧型です。

Wi-Fiでの最大速度は450Mbpsです。
5GHzと2.4GHzでそれぞれ1階(ルーターと同じ部屋)と2階で測定しました。

測定に使用した端末はiPadAir2とスマホのmotoG5です。

端末周波数1F2F
iPad Air22.4GHz70Mbps53Mbps
5GHz203Mbps64Mbps
moto g52.4GHz46Mbps32Mbps
5GHz114Mbps57Mbps

ルーターと同じ部屋でも最大値の450Mbpsをかなり下回っていました。
これは受信した端末によっても差が大きいことから、端末の性能も関係してくるのではないでしょうか。
とりあえず、ルーターから一番遠い2階の部屋でも周波数を選べば60Mbps前後はでました。
普段使いには充分です。

ちなみに、旧型のルーターが送られてきた場合でも、申し出れば新型に替えてもらえるようです。

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