地球温暖化が脅威に感じられないのは

時事

ゴアさんの「不都合な真実」で広く認知された地球温暖化ですが、環境少女の登場で再び脚光を浴びています。そういえば、昔から人類の危機を予測する人はたくさんいました。個人的には過去の”人類の危機”に比べると温暖化ってインパクトが弱い気がします。

地球温暖化のニュース

グレタさんの登場以来再び温暖化のニュースを耳にするようになりました。
人類が排出する二酸化炭素の影響で世界の平均気温が上昇しているとのことです。
世界の平均気温は過去100年で0.74度上昇したともいわれています。
その影響で世界中に異常気象が発生しているそうです。
このままでは人類存亡の危機が待っているとか。
多くの人が温暖化に警鐘を鳴らしています。

二酸化炭素の排出を減らすのは良いことだとは思います。
でも、それが原理主義の教義のようになってしまいそうな不安があるんです。
つまり「二酸化炭素の排出を増やすことは絶対悪で、減らすことは正義だ」と盲目的に信じてしまうといろんなところで弊害が出てきそうです。

人類滅亡ブーム

ぼくは温暖化に脅威を抱けないのです。
50代のぼくは小学生の頃には「ノストラダムスの大予言」がブームになりました。
1999年7月に人類が滅亡すると本気で信じていました。
でも、小学生のぼくにとって20年以上先のことなんて気の遠くなるような未来でしたので、普段は気にしていませんでした。
ただ、ふとした時になんとも言えない様な不安にかられることもありました。
その他にも米ソ間の核戦争の脅威、
エイズ、環境ホルモン、ダイオキシン、オゾン層の破壊等々、
その時々に常に人類滅亡の危機がありました。
こう言っては失礼かもしれませんが、温暖化って過去に聞いた危機に比べると”ほのぼの”してますよね。
だってそうでしょう。
アンゴルモアの大王とか核ミサイル、核の冬に比べたら
東京がハワイみたいになる
いいんじゃないの
って気がしませんか。

温暖化って悪いことだけなのか

もともと縄文時代って今より4度くらい気温が高かったそうです。
だから三内丸山のような、今では寒いところでも文明が栄えたんですよ。
そして何千年もその文化が続いた。
こんなふうに考えると温暖化も悪いことだけではないと思ってしまいます。
もちろん新しい環境に合わせて工夫や努力が必要でしょうし、
もしかしたら予想外の被害が出るかもしれません。
でも、人類滅亡は大げさではないかと思ってしまいます。

騒ぎ過ぎのような気がします

終末思想って昔からあって、
キリスト教だと最後の審判になります。
仏教だと末法思想だし、
何年か前にはマヤ暦の人類滅亡なんてのも流行りました。
結局、人類滅亡とかこの世の終わりを煽ることによって何らかの目的が効率良く達成できたんじゃないのかな。
信者の獲得とか、本や映画の売上とか。

地球温暖化も結局同じ側面があるのかと思うんです。
温暖化も、ものすごい被害があるかもしれません。
その可能性を否定するつもりは全くありません。
ただ、現状ではその驚異を感じることができないんです。
ぼくが鈍いだけなのかもしれませんが。