予備校の費用が想定外だったので

マネー

長男の大学受験が終了しました。1年間の浪人生活を経て、ようやく入学が決まりそうです。まさかの浪人だったので、想定外のことがいろいろあったのですが。特に予備校の費用については苦労しました。

まさかの浪人

長男の浪人生活がようやく終わりになりました。1年間よくやったと思います。
ただ、浪人が決まったときは

「なんで!」

というのが正直な感想です。
そもそも浪人とは、有名大学へ行く生徒がするものだという認識でした。

長男は大学名にこだわりはなく、行けるところに行くつもりでした。
だから、受験勉強もほどほどで、親としては多少の不安はあったんです。
でも、どこかには合格するだろうとは思っていました。

ところが、行けると思っていた大学に全落ちしてしまったんです。

親も子も想定外の浪人生活がこうして幕を開けました。

予備校の費用

浪人生活を始めるにあたって、調べたのが予備校です。

「スタディサプリ」等の安くて質の良い、ネット通信の勉強方法もあるのですが、長男には向いていません。
実際に学校へ通わないと勉強できないタイプなのです。

候補は

「駿台予備校」
「河合塾」
「四谷学院」

です。

これらはどれも、費用が80万円ほどでした。

その中から選択したのは「四谷学院」です。

苦手科目を中学レベルから学べる「55段階」学習に魅力を感じたのです。

季節講習があったのか

慌てて予備校選びをしたために、細かい規定を見逃していました。
後で知ったのですが、学費を提示してあるページに小さい文字で「季節講習は別料金」と記載されていました。

長男から6月頃に「夏期講習の案内」をもらったときはびっくりしました。
そうです、そのときになって初めて「夏期講習は別料金」と知ったのです。

なんとも脳天気な自分に呆れてしまいます。

予備校の先生お薦めのオプションを付けると約40万円です。
しかも支払日はボーナス前です。

資金繰りをどうしよう。

カードローンは便利でした

結局、3年前に作ったままにしてあったローンカードを思い出し、それを利用しました。
今更ながらですが、カードローンは本当に便利です。
カードさえあれば、いつでもコンビニで簡単に借入ができます。

返済は借入額に応じた一定額が毎月、自動的に口座から引き落とされます。
もっとも、ATMからカードでいつでも返済することもできます。

ぼくの場合は限度額が50万円だったので、利息は14.3%でした。

夏期講習費用40万円を借入して、ボーナスで返済しました。
借入期間は約1ヶ月だったので、利息は4,700円程度です。

冬季講習も納金日がボーナス前でした。こちらは夏期講習より安くて、20万円程です。
同様にカードローンを利用しました。

予備校の総費用

結局、予備校に支払った金額は

年間授業料 80万円
夏期講習料 40万円
冬季講習料 20万円
で、合計が 140万円でした。

入学前に見た案内書には季節講習の金額については書いてなかったんです。それで、80万円で済むと思い込んでしまいました。
もちろん、季節講習を受講しないこともできたのでしょうが、受講前提で進路指導が行われてました。
親としては、受講しないリスクを取ることはできませんでした。

この春から浪人予定の家庭は「季節講習の予算」に気をつけてくださいね。