ぼくは腰痛持ちです。腰痛との付き合いはかれこれ30年になります。激しく痛むときも、落ち着いている状態も経験してきました。でも2年前に全く違った腰痛が発症してしまいました。
30年来の腰痛
ぼくは小学生の頃から猫背と言われてきました。
実際リラックスした状態で自分を鏡に映してみると
「かっこ悪~い!」
と自分でも思ってしまうくらい姿勢が悪いんです。
ただ、見た目というものをあまり気にせずに生きてきたもので、
猫背を矯正しようとは思いませんでした。
そんなんで、高校生の頃にはすでに軽い腰痛が始まったのです。
今でも強烈に覚えているのは、大学2年生のとき。
今日からサークルの合宿という朝。
目が覚めて起きようとしたら、起きられない。
どうあがいても、腰に力が入らない。
なんとか反転して、うつぶせになったら、多少楽に。
電話機まではいつくばって行って、何とか先輩と連絡を取りました。
2時間くらいで歩けるようになったので、近所の病院へ行きました。
特に病気ではないと言われて、腰に電気を流してもらい楽になりました。
それ以後は、動けなくなるほどのことはなかったんですが、常に腰痛を感じてました。
腰痛の種類
一般的に腰痛と言われているものは大きく分けて2種類あります。
つまり、病気か否か。
言い換えると、
病院の検査で病名が分かるものです。
例えば、椎間板ヘルニアとか脊椎管狭窄症とか。
これらは、治療法がある程度確立していて手術等で完治が期待できます。
病院で検査しても原因が特定できないものをまとめて、
腰痛症とか非特異的腰痛と呼ぶようです。
で、腰痛の約80%がこちらです。
主に、日常生活での不良姿勢によるものが多いとのこと。
ぼくの腰痛
ぼくの場合は長年②の腰痛症だったようです。
肩こりのような腰痛で、マッサージを受けると楽になっていました。
でも2年ほど前に、いつもと違う痛みが腰に走りました。
しびれるような感覚です。
歩くと、腰から太ももにかけて電流が流れるような痛みがありました。
ゆっくりと小幅でしか歩けない状態になりました。
しばらく安静にしていたら、徐々に良くなっていきました。
違和感はあるものの、普通に歩けるようなったので、診察を受けてきました。
レントゲンを見ながら、医師が「初期の脊柱菅狭窄症です」と言いました。
それ以来ぼくは「2つの腰痛」と共に生活しています。
腰痛症の方は強弱はあれど、常に感じています。
これはもう30年にわたって経験していることなので、半ばあきらめています。
一方、脊柱菅狭窄症の方は半年に1度位しか痛みが出てきません。
初期であったことと、医師のアドバイスによって抑えられているようです。
ちなみに、脊柱管狭窄所は完治が難しいと言われました。
初期の段階では手術はリスクのほうが大きいので、進行を抑えるように日々の生活で気をつけるべきだということでした。